豊永郷民族資料館/蓑(みの)瓦

2015年、大豊町の豊永郷民族資料館にて、蓑瓦を手がける。蓑は雨を防ぐために衣服のうえに着る雨具の一種で下半身を覆うものを腰蓑という。豊永郷民俗資料館では腰壁に瓦を使用、150mm、290mm、厚み12mmを流れ方向に使用。90mm、290mm、厚み12mmを縦に使用。

豊永郷は高知県でも寒冷地のため、淡路瓦を1050℃で焼成。

設計は土佐派の代表者の一人、上田堯世氏。

設計:株式会社 上田建築事務所 施工:有限会社 勇工務店

高知県建築文化賞 知事賞(最優秀賞)、木造文化賞を受賞

有限会社 村山瓦

昭和27年、先代より受け継ぐ。現代の名工徳升敏成氏に師事、若い葺師を育成している。

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